SEO対策のやり方5手順|月2時間で回す優先順位と捨てる作業

SEO対策のやり方5手順|月2時間で回す優先順位と捨てる作業

「SEO対策のやり方を調べてみたけれど、書いてあることが多すぎて何から手を付ければいいのか分からない」
そんな状態で止まっていませんか?

検索して出てくる解説記事は、キーワード選定・記事作成・内部対策・被リンク・テクニカルSEOと、やるべきことが十数個並んでいるものがほとんどです。専任の担当者がいる会社なら回せますが、社長や事務員さんが片手間で進める会社には、そもそも実行できません。

この記事では、月に使える時間から逆算して「やらないこと」を先に決める、現実的なSEO対策のやり方を5手順で解説します。
SEO対策 やること・やらないこと

まずは「月に何時間使えるか」を決める

SEO対策のやり方でつまずく原因のほとんどは、知識不足ではなく時間の配分です。解説記事に載っている施策をすべて実行しようとすると、月に何十時間も必要になります。結果として2〜3か月で更新が止まり、中途半端な記事だけが残る、という形になりがちです。

そこで最初にやるのは、施策を選ぶことではなく、自社が毎月SEOに割ける時間を数字で決めることです。目安として、社長や事務員さんが本業の合間に進めるなら月2〜4時間程度が現実的な範囲でしょう。この時間内に収まらない施策は、最初から候補に入れません。

月2時間なら、できることは次の3つ程度です。

  • 検索での見え方を確認する(15分)
  • 記事を1本書く、または既存ページを1つ直す(60〜90分)
  • タイトルと説明文を見直す(15分)

「全部やる」から「この3つだけを毎月続ける」に切り替えるだけで、続く確率は大きく変わります。SEO対策は積み上げが効く施策なので、月2時間でも1年続けたほうが、初月に20時間かけて止まるより結果につながります。

手順5つ|自分で進める順番

ここからは、実際の進め方を順番に説明します。上から順に進めれば、手戻りが起きにくい並びにしています。

手順1:Search Consoleを登録して現状を把握する(所要30分)

Search Console(サーチコンソール)は、自社サイトがどんな言葉で検索され、何位に表示されているかをGoogleが無料で見せてくれるツールです。ここを見ずに施策を選ぶのは、地図を持たずに歩き回るのと同じです。

  • 事前に準備するもの:Googleアカウント、自社サイトの管理画面(WordPressなど)のログイン情報、もしくはドメインを管理している会社(お名前.comやサーバー会社など)の管理画面のログイン情報
  • 所要時間の目安:登録作業自体は30分程度。ただしデータが溜まるまでに数日かかるため、分析は1週間後から
  • つまずきやすいポイント:登録の途中で「所有権の確認」を求められる箇所です。サイト全体をまとめて見る「ドメイン」タイプを選ぶとDNS設定の編集が必要になり、ここで止まる方が多くいます。社内にサーバーを触れる人がいない場合は、「URLプレフィックス」タイプを選び、HTMLタグを</head>の直前に貼る方法か、Googleアナリティクスとの連携で確認するほうが簡単です。なお、貼ったタグやDNSのレコードは確認後も消してはいけません(Googleが定期的に確認しているため、削除すると権限が失効します)

手順2:実際に検索されている言葉を選ぶ(所要30分)

Search Consoleの「検索パフォーマンス」を開くと、すでに自社サイトが表示されている検索語が一覧で出てきます。この中から、「表示はされているが、順位が10〜30位のあたりにある言葉」を探してください。まったくのゼロから記事を作るより、すでにGoogleに認識されている言葉のほうが上がりやすいためです。

思いつきで「愛知県 ○○」のような言葉を狙う前に、実データを見る。これだけで無駄打ちがかなり減ります。

手順3:その言葉で読者が知りたいことを1本書く(所要60〜90分)

Googleは公式のスターターガイドで、コンテンツの長さだけを調節しても意味はなく、最小文字数や最大文字数は存在しないと明言しています。文字数を埋めることではなく、検索した人の疑問に答え切ることを目標にしてください。

書くときは、自社が言いたいことではなく、お客様から実際によく聞かれる質問を出発点にすると外しません。「工事の費用はいくらか」「納期はどれくらいか」「他社と何が違うか」——問い合わせや電話で毎回説明していることは、そのまま検索されている内容です。

手順4:タイトルと説明文(メタディスクリプション)を整える(所要15分)

Googleのガイドでは、良いタイトルは「そのページに固有で、明確かつ簡潔であり、内容を正確に説明している」ものだとされています。説明文(検索結果に出る2行程度の文章)も同様に、ページごとに固有の要点を書くよう推奨されています。

  • ページごとに違うタイトルを付ける(「トップページ|株式会社○○」の使い回しをやめる)
  • サービス名だけでなく、地域名や「費用」「事例」など検索されそうな言葉を入れる
  • 画像には代替テキスト(alt)を短く付ける。Googleは代替テキストを重要な要素として挙げています

手順5:3か月後に数字を見て、次を決める(所要15分)

Search Consoleで、書いた記事の表示回数とクリック数を確認します。順位が上がっていれば同じ型で次を書き、まったく表示されていなければ、狙う言葉を変えます。この振り返りをしないまま記事だけ増やすのが、いちばん時間を無駄にするパターンです。
SEO対策 手順5つ

SEO対策で今はやらなくてよい4つの作業

やることを絞る以上、捨てる判断も必要です。次の4つは、専任担当がいない会社が初期に手を出すと、労力の割に成果が見えにくい作業です。

  • 被リンク集め:他社サイトからリンクをもらう施策です。Googleはリンクをたどって新しいページを見つけるため効果自体はありますが、依頼や交渉に時間がかかります。有料でリンクを買うのはGoogleのスパムポリシー違反にあたるため、避けてください
  • キーワードを詰め込む書き方:Googleは「キーワードの乱用はスパムに関するポリシーに違反」と明記しています。同じ語を不自然に繰り返すのは逆効果です
  • メタキーワードの設定:Googleは「キーワードメタタグを利用しません」としています。設定する意味はありません
  • サイトの全面リニューアル:費用も期間もかかるうえ、中身の情報が変わらなければ検索結果は動きません。リニューアルは、ページを増やしても運用が回るようになってからで十分です

SEO対策の効果はいつ出る?期間の目安と続け方

SEO対策は、広告と違って出した翌日に反応が出るものではありません。一般的に言われている目安として、記事を出してからGoogleに評価が固まるまでには数か月単位の時間がかかると考えておくとよいでしょう。3か月で判断せず、半年から1年のスパンで見る前提で始めてください。

また、近年は検索結果の上部にAIによる要約が表示される機会が増えており、検索しても記事をクリックせずに終わる「ゼロクリック」の割合が上がっているという指摘もあります。検索順位だけを目的にせず、問い合わせや来店といった最終的な成果まで見て判断することが、これまで以上に大切になっています。

続けるコツは、更新の本数を増やすことではなく、カレンダーに作業日を先に入れてしまうことです。「時間が空いたら書く」では、まず空きません。月の第1営業日の午前中を90分だけ確保する、といった形で予定として押さえてください。

まとめ

  • SEO対策のやり方でつまずく原因は知識不足ではなく時間配分。月に使える時間を先に決め、収まらない施策は捨てる
  • 進め方は5手順。Search Console登録 → 検索されている言葉を選ぶ → 記事を1本書く → タイトルと説明文を整える → 3か月後に数字を見る
  • 被リンク集め・キーワードの詰め込み・メタキーワード・全面リニューアルは、いま優先しなくてよい作業

自社でどこまでやり、どこから任せるべきか。SEO対策のやり方や優先順位でお悩みなら、株式会社アドクルーへお気軽にご相談ください。自社サイトの現状を一緒に確認したうえで、無理なく続けられる進め方をご提案します。

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